外岩デビュー!初めてのアウトドアボルダリングの必需品をチェック!
暖かくなり、外岩に足が向きやすい季節になりました。最近では、ジムでしか登ったことがないというクライマーも増えてきています。
これだけジムが増えた現在、それは当たり前のことなのかもしれませんね。しかし、ジムにはない気持ちよさがあるのが、外岩のいいところ。そこで今回は、初めて外岩に行く人のために、必要なものをご紹介します。この春に外岩デビューしてみましょう!
Contents
病みつきになる外岩の魅力
外岩の魅力といったら、ジムでは味わえない圧倒的な解放感の中で行えるクライミングです。そして、触ったことのない課題を登れること。
外岩の課題は、岩がかけたり、岩自体が傾いたりすることがなければそこにずっと存在し続けます。そのため、グレードの基準になったり、自分の成長を確かめられたり、一つの課題を打ち込み続けるといったことができるわけです。
登れなかった課題が登れるようになった時の嬉しさを知ったら、病みつきになってしまうかもしれません。
しかし、外岩には危険がつきもの。そのため、しっかりとした準備を行う必要があります。
外岩に持って行くべきもの
外岩にはクライミングジムにあるようなフカフカのマットはありません。気温や湿度、岩の状態など、コントロールできない環境的なものと向き合っていかなければなりません。そのため、必ず持って行くべきものをご紹介します。
(1)クラッシュパッド
クラッシュパッドとは、外岩専用のマットのことです。
最近は、リーズナブルで性能のいいものが販売されています。しかし、2万円~4万円程度の値段がするので、クラッシュパッドの購入をためらってしまう人もいることでしょう。
一緒に行く人が持っているなら、お借りしてもいいかもしれません。御岳渓谷などの岩場ではレンタルを行っているお店があるので、そういったサービスを活用してみるのも1つの方法です。
いずれにしろ、これがなければ安全なクライミングができないので、外岩に行く場合は1グループで2枚以上は用意しておきたいところ。
購入する場合は、120×90㎝くらいのサイズのものを選ぶといいかもしれません。
私のおすすめはmoonのクラッシュパッドですね。腰に固定するベルトがついていると、アプローチが楽になります。
(2)クライミングシューズ
当たり前ですが、ボルダリングをしにいくので、クライミングシューズが必要です。私は過去に外岩にクライミングシューズを忘れてしまったことがあるのですが、それはもう悲惨でした。友人にいじられまくるし、登ることもできないしで、友人の登りを応援することしかできなかった記憶があります。
また、よくあるのが、右足だけや左足だけを持ってきてしまうこと。2足靴を持っていて、インドアと外岩で履き分けていない人がやりがちなミス。
家を出る前にしっかりと確認しましょう。
(3)チョーク・チョークバッグ
チョークバッグも必要です。特にチャートと呼ばれる岩質の課題は、ツルツルになっていることがあるので、滑ったら終わり。
ロジンが入っているタイプの液体チョークがあると、よりいいかもしれません。
(4)テーピング・絆創膏など
外岩では、ちょっとした怪我をすることがよくあります。カチ持ちが抜けて手をすりむくことを猫パン(猫パンチ)と呼び名が付いているくらい、頻繁におこります。
花崗岩で猫パンをやると、肌がかなり持って行かれるので、応急処置をする必要がでてきます。そのため、絆創膏やテーピングなどを用意しておきましょう。
(5)トポ
山にはたくさん岩があり、またどこにどの岩があるのかが分からないと、目当ての岩までたどり着けないといったことがよくあります。
そのため、トポを用意しておきましょう。
最近では岩場ごとにトポが発売されており、駐車場から岩までの道やトイレの場所などがしっかりと記載されているので、事前に買っておきましょう。
(6)ブラシ
ブラシなども用意してくべきものといえます。ボルダリングはチョークを手に付けて登る性質上、どうしても岩にチョークがついてしまいます。そのため、その岩から撤収する際に、チョークを落として帰るというのが、マナーとなっています。
できれば、パモブラシなどの高いところを掃除できるような、伸縮できるブラシを1本用意しておきましょう。
(7)ヘッドランプ
ヘッドランプも用意しておきたいもの。あと少しで登れそうだから、どうしても粘りたいなんてことはよくあること。しかし、粘りすぎると日が落ちてしまって帰り道が真っ暗なんてことになってしまうわけです。
山で日が暮れると、本当に真っ暗で足元が見えません。たった5分のアプローチだったとしても、暗闇の中を歩くのはとても大変。そのため、ヘッドランプも携帯しておきましょう。
外岩にいく前日に電池が切れていないか確認しておきましょう。
(8)アプローチシューズ
どこの外岩に行くのかでも変わってきますが、とりあえずアプローチシューズは用意しておいて損はないでしょう。御岳渓谷程度ならクロックスで十分かもしれませんが、三峰や瑞牆山の大面岩下エリアに行く場合などは、しっかりとしたアプローチシューズを履きたいところ。
専用のシューズを用意しておきましょう。
(9)サンダル
なくても困らないですが、あると便利なものとしてサンダルもご紹介しておきます。
外岩に行く場合、クライミングシューズとアプローチシューズを脱ぎ履きすることが多くなります。ちょっと隣の岩に移動するときなど、いちいちアプローチシューズを脱ぎ履きするのは面倒。
そのため、サンダルを用意しておくと、かなり楽。クライミングシューズの上から履けるものがおすすめです。
(10)レジャーシート
なくても問題ありませんが、あると便利なものの代表的なものがレジャーシートです。目的の岩場に到着し、荷物を置いて準備をするときにこれがあると、快適に過ごすことができます。
他にも、地面が湿っていてぬかるんでいるときにも活躍します。クラッシュパッドをそのまま置くと汚れてしまいますが、レジャーシートを1枚敷いてからクラッシュパッドを置けば、汚れないというわけです。
(11)雨具・防寒具
外岩に行く場合、事前に天気予報をチェックしていると思います。雨が降らないから外岩に行くわけですよね。しかし、山の天気は急に変わることがあり、にわか雨が降ってくるなんてこともよくあること。
そんなときのために、雨具を用意しておきましょう。できれば傘ではなく、カッパなどを用意しておきましょう。
(12)飲料水・食料
外岩には朝から行って夕方に帰ってくるといったスケジュールが多いと思います。結構な時間を岩場で過ごすことになるため、行きの道中に食料や飲料水を買っておくことをおすすめします。
あまり食べ過ぎると、トイレに行きたくなってしまう恐れがあるので、私の場合は軽く食べられる程度の量しか持って行きませんが、友人は結構がっつり食料を持って行っています。
因みに、山で飲むコーヒーはとてもおいしいので、水筒にいつもコーヒーを入れて持って行っています。
まとめ
クライミング経験が長くなってくると、ジムだけでは満足できなくなってきて、本物の岩で登ってみたくなるもの。しかし、初めてなのに一人で外岩にいったり、初心者の人たちだけで岩場に行ったりするのとても危険です。
できれば、ベテランクライマーの人に連れて行ってもらいましょう。事前に、何を用意すればいいのか聞いておけば安心ですね。
A.捨ててしまう
B.リペアしてもらう
もちろんこちらに関してはA/Bどちらの選択でも問題ありませんが、なるべくならBを選択してもらいたいです。クライミングシューズのリソールは可能です。
あまりにもアッパーの状態が悪ければ捨ててしまっても良いのですが、アッパーの状態が良くてまだまだ履けそうであれば、ソール交換を施すことが可能になります。
是非ともこの機会に自分のお好みのラバーを使用してソール交換をしてみませんか?
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