ナイキエアマックスエアドーム(NIKE AIRMAX GOADOME)の加水分解について!
ナイキエアマックスゴアドームのミッドソールは何で出来ているか知っていますか?
アウトソールはラバーですが、ミッド部分はエアーとウレタンの組わせになっています。製造してすぐに履いてもらう分には全く問題ないのですが、一度も履かずに箱で保管している方は要注意です!
今回は【ナイキエアマックスゴアドーム】が加水分解を起こしてしまった場合の復活方法をお伝えしていきます。
Contents
加水分解とは?
スニーカーのソールはブランドによって様々な材料が使用されていますが、クッション性を高めるためにミッドソール部分にポリウレタンお使用したスポンジ素材を使用しているケースが非常に多いです。
こちらのスポンジ系のウレタンソールは安価で成形しやすく、クッション性が高くて摩耗に強いという特徴があります。
加水分解とは化学反応のことで、ポリウレタンが水分に反応し分解生成物が得られる反応のことを指します。
H2O(水分子)がポリウレタン上でH(プロトン成分)とOH(水酸化物成分)に分割し取り込まれることで起こる現象です。
ポリウレタンの材質の品物は完成した時点から劣化が始まります。
購入してすぐに履く分には全く問題なく快適に履く事が出来ますが、靴箱にしまって大事に保管をしていて2~3年経過してしまった場合、ソールがすでに加水分解を起こしてボロボロになっていることも珍しくありません。
ではどのようにしたら加水分解を防ぐことが出来るのでしょうか?
加水分解を完全に防ぐ方法はありませんが、遅らせる方法はいくつかありますので紹介していきます。
①購入後、すぐに履く
②靴箱に入れて保管しない
③保管する場合は靴の中にシューズキーパーを入れてシリカゲルなどの乾燥材を入れて保管する
スニーカーマニアであれば大事なスニーカーを補完する際に、ビニール袋に入れて乾燥材を入れることで加水分解を遅らせることが出来ることは常識となっていますが、中々大変な作業になりますよね。
大事なレアなスニーカーをお持ちのかたは是非ともお試し下さいね。
加水分解を起こしてしまった場合はどうすれば良いでしょうか?
加水分解を起こしてしまった場合ですが、一般の方ではどうすることも出来ません。
剥がれた際に市販の接着剤を使用して接着をしてしまう方も多いですが、市販の接着剤を使用しても加水分解した靴を接着することは出来ません。
ではどうすればいいの?
大事な靴であれば捨てないでください。
そんなときは迷わず、靴修理のプロに見てもらってください。
ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店になります。
当店は登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ・ワークブーツ・婦人靴の修理専門店です!
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加水分解を起こしてしまっても靴修理専門店で修理することにより、大事なスニーカーを復活させることが可能です。
そこで今回加水分解を起こしてしまった靴がこちらになります。
ナイキエアマックスゴアドームのリペアについて
ナイキエアマックスゴアドームの靴ですが、とてもカッコイイですよね。
今回の修理ですが、アウトソールの状態が良かったので、アウトソールは再利用を施してミッド部分を再生していく修理を施してみました。
では実際にBefore/Afterで靴の状態を確認していきましょう。
Before
ミッドソールが加水分解を起こしてしまった状態です。
After
まとめ
スニーカーの加水分解の原理はわっかたのではないかと思います。
ポリウレタンを使用している靴は完成した時から加水分解が始まっています。すぐに履く靴に関してはそれほど問題はありませんが、レアな靴で保管をしなくてはいけない靴は保管方法に十分に注意下さいね。
そして加水分解でボロボロになってしまっても、すぐには捨てずに靴修理専門の「ナカダ商会」へ修理可能かどうかの確認をしてみてはいかがでしょうか?
靴修理でお困りの際は、ナカダ商会【靴修理大好き工房】にお任せ下さい。
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