レッドウィングのアイリッシュセッターに取り付けられるソール種類について
今日は私が大好きなレッドウィングの靴修理について紹介していきます!学生の頃にキムタクが履いた「レッドウィング」がかっこよく、アルバイトしながらコツコツと貯めたお金で「アイリッシュセッター」を買いました。
今でも修理をしながら大事に履いています!かれこれ28年のお付き合い??
レッドウィングの靴修理について紹介します!
Contents
レッドウィングのアイリッシュセッターとは?
レッドウィングといえばブーツが好きな人であれば誰もが1足は持っている靴ではないでしょか?
1970年代半ばに日本人が「レッドウィング」の存在を知ります。この当時のアメリカではアウトドアブームの真っ最中で、履く靴といえばレッドウィングの「アイリッシュセッター」が定番で、多くの若者がブッシュパンツ、ラバーシャツを着こなして町と山を行き来していました。
アイリッシュセッターの名前の由来は1950年、#854という品番で発売されたブーツで、そのレザーの色が猟犬のシリッシュセッターの毛並みに似ていたことから、「アイリッシュセッター」というニックネームがつけられました。こと当時の靴のベロ裏にはハンターの姿をあしらったグリーンのタグが縫い付けられていました!
1952年に靴底がフラットな厚いクッションクレープソールのついた#877が誕生し、これが全米で大ヒットを記録します!
クッション性に富んだ白い平らなソールはハンターだけではなく、ワーカーにも重宝され抜群の安定感で労働者の間で高く評価されました!
1954には猟犬をデザインしたタグが付けられて、オックスフォードや6インチ、いくつかのバイエーションが誕生して、アイリッシュセッターの形が出来上がりました!
1990年代の日本で爆発的な人気を得た「アイリッシュセッター」でしたが、アメリカでの売り上げが落ち込み、1998年には「アイリッシュセッター」に名前が消えてしまいました。
しかし、日本人が「アイリッシュセッター」に大きな思い入れがあることをレッドウィング社が受け入れ、2011年に日本仕様の「アイリッシュセッター」が復活することになりました!
現在レッドウィング社では当時と同じアメリカの工場で誕生当時の佇まいを色濃く残して熟練の職人により受け継がれています。
現在、レッドウィング社からは下記の靴が「アイリッシュセッター」の名前が付けられて販売されています。
●IRISH SETTER 8 MOC-TOE
●IRISH SETTER 6 MOC-TOE
●IRISH SETTER 6 ROUND-TOE
●IRISH SETTER 9 PECOS
●IRISH SETTER CHUKKA
●IRISH SETTER OXFORD
ソール交換の目安は?
アイリッシュセッターはソールが減ればソール交換が可能です!革のブーツで足に馴染んでくるので、新しいブーツに買い替えるよりはブーツの風合いを楽しむこともレッドウィングブーツをはく魅力です。
それではソール交換をする目安はどんな時なのかを見ていきましょう。
通常、ソールが減ってしまって滑るかな??と思えば、そこがソール交換時期になります。
例えば下記の写真位
これ位でソール交換をお願いすれば、ソール交換のみで問題はありません。
ソール交換だけでは済まない場合は下記の写真になります。
こちらは中板まですり減ってしまった状態なので、ソール交換と同時に中板交換も修理する必要が出てきます。
中板とはソールとウエルト部分に挟み込んでいる3mmほどの合成板を指します。
こちらの合成板とだし糸を交換していきます。
さらにウエルト部分まで履き続けてしまうとウエルトの交換が必要になります。
それがこちら
↓ ↓
ウエルトまで履きこんでしまうと修理代金が高額になってしまいますので注意が必要です!
レッドウィング アイリッシュセッターにはどのソールでの修理が可能なの?
アイリッシュセッターのソール交換は様々なソールにてソール交換を施すことが可能になります。レッドウィング純正ソールはもちろん、ヴィブラム(Vibram)ソールにて張替えが出来ます!
ヴィブラムソールは様々なソールパターンのソールがあり、今ついているクレープソールと形状の近いソールからラグソールまで色々な種類のソールがあります。あとは自分がどのソールを取り付けたいのかを考えてソールを選択すると世界に1足のオリジナルソールに仕上げることが可能になります。
それではどのソールで交換をするとどのような感じになるのかを見ていきましょう!
レッドウィング純正ソール使用の場合
ソールはレッドウィング純正ソールになります。ソール中央にレッドウィングのマークが入っています。
ヴィブラム 迷彩カラーグリーンソール使用の場合
ヴィブラム Vibram1136ラグソール使用の場合
ヴィブラム Vibram4014ソール使用の場合
まとめ
レッドウィングのアイリッシュセッターですが、取り付けるソールにより全然異なった印象になります。
レッドウィング純正ソールはVibram4014ソールとはマークが異なるのと、底面の模様が異なりますが横からに見た目はほとんど変わりません。
また、迷彩グリーンのソールは取付をしている方が少ないので、とても印象的で目立った1足に仕上げることが可能です。
Vibram1136ソールに関してはソールがラバーになりますので、アウトドアにおいても滑りにくく多少の岩場も問題ありません。
取付の可能なソール種類はたくさんありますので、自分がどのように使用したいのかを考えると、どのソールを取り付けることがベストなのかがわかってきますよね!
まずは自分の好きなソールを選択してソール交換をしてみてください。
レッドウィングを修復する専門店になります。
当店はブーツ修理専門店です!
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