スクワマ(SKWAMA) スポルティバ(SPORTIVA)のソール交換について!
クライマーの中でも特に人気のある、スポルティバの「スクワマ」です。爪先に穴が開いても修理は出来ること、知っていますか?
クライミングシューズの定番「スクワマ」についての修理を紹介していきます。
スクワマとはどんな靴?
スポルティバ(SPORTIVA)のスクワマ(SKWAMA)はスポルティバの中でも一番バランスが良い人気のシューズ。足裏感覚とフィット感に優れて、履き心地が非常にソフトな靴になります。岩場やジム、前傾壁やスラブなど、状況を問わず高い性能を発揮して横方向の剛性管を高めた新採用テクノロジー「Sヒール」と革新的なソール構造により、柔軟で安定した足づかいを表現したハイパフォーマンスモデルの靴になります。
SKWAMAは幾何額模様とあジグザグの意味でヒールのフィット感がすごく、固めの縦シャンクが内側にあり安定感抜群です。
またノーエッジコンセプトをサイドエッジのみに採用しており、人口壁や3Dでの登りやすさにも配慮され、素早くなじむ柔らかさも備えています。
スクワマの人気について
クライマーに靴についてどの靴が好きですか?の返答にかなり人気があったのがこちらの「スクワマ」になります。
スクワマ大好きのクライマーさんへインタビューをしてみました!
Q.スクワマの魅力は何ですか?
●スクワマ大好きクライマーさんの回答
自分はスクワマを5足持っている。理由としはヒール部分のSヒールが踵部分を包み込んでくれて、どんな形状にも掛けやすい構造になっている。丸い形状のヒールが壊れにくく力が逃げにくい構造が気に入っています。
新品の状態ですとエッジング性能抜群で履きこむたびに向上するスメアリングがやりやすくなり、使いこむごとに味が出る靴ですね。
スクワマは岩場もジムも万能に対応が出来る1足で靴幅も十分でとても履きやすい1足に仕上がっております。スポルティバが出しているクライミングシューズのなかでも圧倒的に売れている靴でトップクライマーにも人気の靴になっています。
スクワマのリソールについて(ソール交換)
クライミングシューズはリソールが可能になります。まだまだリソールについてはクライマーの中では浸透していないのが現実ではないでしょうか?
リソールを行うと性能が落ちる・・と思っている方がおりますが、リソールの技術の進化により、「リソールをした後の方が性能が上がった」という声も出ております。
ではここで、「スクワマ」のリソールはどのようなラバーを使ってどのように修理をしていくのかを見ていきましょう!
まずはこちらの爪先に大きな穴が開いてしまった靴のリペアになります。
爪先に穴が開いてしまった靴はリペアが出来ないという説があるみたいですが、そんなことはありません。爪先に穴が開いてしまってもリソールは可能になります。
Before
After
ソールを剥がした後に爪先部分に革を当てて補強を掛けた後にラバーにて補強を掛けていきます。ラバーのみの補強ですと、すぐに穴が開いて同じような症状になるので、必ず革を当てる作業をしていきます。
底面のスリットも同じように再現しました。
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Sヒール部分のラバー取付について
スクワマのヒール部分は特殊な構造になっており、こちらはヒールの交換は出来ません。ただし、こちらのラバーの上から新しいラバーを取り付ける作業は可能になります。
では実際にどのようになるのかを見ていきましょう。
ラバーを貼る前の形状
Before
After
前半分のリソールも施しています。
ヴィブラム社公認修理工場
ナカダ商会は日本で初めて「ヴィブラム社公認修理工場」に認定をされました!
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弊社でヴィブラム社ソールを使用しての修理の場合、ソール面にヴィブラム社のシールを取り付けていきます。
まとめ
このようにクライミングシューズのソールが減ってきてしまった場合でも、ソール交換を施すことにより靴は復活をさせることが可能です。
スクワマのSヒールのように交換が出来ない場合でも、上からラバーをつけたりカスタムを施すことが可能になりますのでクライミングシューズも「リソールが可能」ということを覚えてもらえればうれしいです!
Vibram ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店になります。
当店は登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ・ワークブーツ・婦人靴の修理専門店です!
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