メレルの靴もリペア可能!カメレオンをビブラムソールにて張替!
キャンプ用に私も1足、メレルの靴を持っています。履きすぎて底面に穴が開いてしまいましたが修理をすれば、また履けるようになります。
どのようなソールで修理をしていくのか見ていきましょう。
メレル「MERRELL」とは?
アメリカ発のブランドでアウトドアにおいてはハイキング用の靴から登山靴、普段履きが可能なタウンユースモデルからスニーカーまで、幅広いジャンルの靴を取り揃えいるブランドがメレル「MERRELL」です。
メレルが誕生したのは1981年になります。アウトドアライフを深く愛していたランディ・メレル。彼がハイキングシューズを作ったのがきっかけで、ジョン・シュバイツァーとクラーク・マティスがランディのもとに訪れ、彼らが作るブーツのクオリティーの高さに驚き、ランディと共に会社をスタートさせます。
これがメレルの会社のスタートになります。
順調に製品の開発を進めて、創業から5年後には年間の生産量が25,000足にまで伸ばすことに成功。
クロスカントリーやホッケーなどのブランドを取り扱うカフー社と提携して、アメリカからアジアへと生産拠点が移されました。
その後、国外での販売網を充実させ、カナダ・イギリスに現地法人を設立。1990年には年間の売上が1,000万ドルを突破する急成長を遂げます。
その後も売り上げを順調に伸ばし、1992年には日本での販売もスタートさせます。
1998年には「ジャングルモック」を発売。この靴がメレルを代表するシューズとなり、発売開始から15年間で1,200足を販売する大ベストセラーになりました。
2001年にはマルチスポーツシューズの「カメレオン」シリーズが登場して、トレイルからストリートまで履ける革命的なシューズとして現在も続くシリーズになっています。
本社はアメリカのミシガン州、ケント郡ロックフォードにあり、世界160ヶ国以上の国々で販売されており、年間の売上高は5億ドル以上と大きな成長を遂げています。
メレルのカメレオンを修理していきます!
今回はカメレオンでも人気の「Chameleon Ⅱ storm Mid」のソール交換になります。カメレオンの場合、ソールが特殊なため、全く同じソールはありません。
ソールはVibram1210を使用してクッション性を出すために5mmのEVAを挟みました!
爪先のラバーも交換してサイド部はソールを剥がした跡が出るので、こちらにもラバーを取り付けます。爪先からサイド部まで1枚のラバーで綺麗に仕上がるように加工しています。
また、MERRELLのロゴが入っている部分はプラスティックとなっており、日が経過するとヒビが入り割れくることもあります。その際はこちらの部分は全て取り除き、ラバーを当てて補強を掛けていくことも可能になります。
では実際に修理を施した際のBefore/Afterを見ていきましょう!
Before
After
まとめ
メレルの靴ですが、ジャングルモックやカメレオンについては¥10,000~¥20,000-の間での金額になっております。¥10,000-ちょいで購入が出来るのであれば、修理をして履くよりも履きつぶしの方が良いかもしれません。
ただし、カメレオンなどのシリーズ商品は、同じ商品を再購入出来ない可能性もあります。
履きなれた靴だけど、ソールが劣化して履けなくなってしまった場合などはソール交換の修理を依頼して、新たに生まれ変わった靴として大事に履いていくことも1つの選択肢ではないでしょうか?
Vibram ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店になります。
当店は登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ修理専門店です!
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