小川山でクライミングとキャンプ!クライミングの殿堂で外岩を楽しむ岩はこちら
約1か月以上前から計画されていた、小川山でのクライミングキャンプ。
昼間は思い切り登って、夜はキャンプを楽しむというなんとも贅沢な時間を過ぎしてきた。
しかも、波田悠貴くんも参加しているという豪華なメンツ。どんな課題を登ってきたのか、どんな内容になっているのか、そのレポートを紹介する。
Contents
日目は高グレードを目指して
ヴィクター岩
小川山について最初にとりついたのはヴィクター岩。三日月ハングやトゥーモンクスなどの課題がある岩として有名。アプローチも比較的楽なため、人気な岩といえる。
↓↓ヴィクター岩↓↓
まずはアップで8級を登攀。岩のコンディションがいいのか悪いのか、よくわからない。なぜならあまり岩に行っていないから。
「こんなもんなのかな」といいつつ、三日月ハングにチャレンジ。以前登ったことがあるとはいえ、なかなか歯ごたえのある課題に苦戦。
2トライして登れず、「アップはこんなもんでしょ」と自分に言い聞かせる。
↓↓ランページ四段↓↓
そして取りついたのがランページ四段。波田くんと二人でバラシにかかるも全然登れない。苦戦しているときに波田さんがぽつりと言った。
「僕たち下部で落ちてますけど、核心は上部のマントルを返すところなんですって」
その後、遠くを見つめながらおにぎりを食べ始めた波田くん。
夕方くらいになって、日が当たらなくなってきたところでスーパーフリクションタイムが到来。しかし、その時間帯にはすでにヨレていて高度は下がるばかり。指皮もぐじゅぐじゅ。
「僕たちはトライする時間帯を間違えた」と高い岩の峰を眺めながらポツリといいました。秋風に吹かれて、一枚だけ枯れ葉が落ちてきました。
その後はトゥーモンクスにチャレンジしている仲間の元に合流して初段や1級をトライ。「登れると楽しいですね」と笑顔の波田くん。
夕日に染まった彼の表情がまぶしく見えました。
きたない大岩
仲間の一人がトゥーモンクスを完登し、それだけが唯一の成果となった帰り道。「ちょっと触ってみようか」と小川山ジャンプ三段にチャレンジ。なんとか成果を残して一日を終えたいという未練たらたらな思いで取りついてみると、波田くんがあっさり完登。
知ってはいたけれど、なんて奴だ。三段だぞ。この時間帯に取りついて登れるグレートじゃない。
「強いって罪だ」と誰かが言っていたけれど、本当にそう思いました。あなたの登りを見て、傷つく人がいるんです。なんて傷心に浸っていたら、まさかの完登。
↓↓小川山ジャンプ三段↓↓
同じ課題をトライしている仲間からの視線が痛い。
その後はお風呂に入って、鍋を食べました。
晴れ渡った山の空は星がきれいで、天の川を肉眼で見たのは生まれて初めての経験でした。写真に収められなかったのが残念です。
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2日目は体も心もボロボロに
灯台もと暗しエリア
2日目は灯台もと暗しエリアに行き、灯台もと暗し岩でアップをすることに。包帯少女4級にチャレンジするも、波田くんと私は敗退。登ったのは4人いる仲間の中で一人だけ。
↓↓包帯少女4級↓↓
これが4級だと!と息を飲む難しさ。何度かトライしてみたけれど、登れないものは登れないわけで、隣のSD4級にチャレンジ。一撃を逃す。
心を入れ替えてすぐ下にある狸岩に取りついて素晴らしい4級にチャレンジ。辛くも何とか一撃を果たした。俺は5級クライマーじゃねえ!とようやく元気を取り戻すことに成功。
↓↓素晴らしい4級↓↓
次は狸寝入り2級にチャレンジ。一撃に成功し、登れなかった4級を思い出す。あれは本当に4級だったのか、と。
↓↓狸寝入り2級↓↓
狸返し1級はいい課題だった。スローパーを叩いてフリクションで登る感じが花崗岩の外岩っぽくて楽しいじゃないか。
↓↓狸返し1級↓↓
まあ、ポンポコ3級はスタートが切れずに敗退したことはきれいに忘れましょう。
水晶スラブ下ボルダーエリア
その後は水晶スラブ下ボルダーエリアに移動して、犬岩を触ってみる。はるか昔に敗退した虹の入江初段をトライしてみると、一撃で登ることができた。自分の成長を実感して嬉しかった。登れなかった包帯少女4級はいったいなんだったのか。
↓↓虹の入江初段↓↓
不可能スラブに移動し、伴奏者を触ってみる。不可能スラブと言われるだけあって、これはまさしく不可能ではなかろうか。登れる気がしない。足を置くところが何もないじゃないか。スタートさえ切ることができずに敗退。
因みに、不可能スラブをトライしていた人たちはみんなスカルパのキメラを履いていた。不可能スラブにチャレンジするにはあの靴が一番いいのだろう。
その後に静かの海にチャレンジするも敗退。マントル付近が悪いのなんのって。花崗岩特有のフリクション勝負の課題にはじき返される。指先に岩肌の結晶をとらえて登る課題は、やはり季節や時間帯が限られるようだ。
涙岩に移動し、ホワイト・ティアーズ4級をお触り。やっぱり登れる課題は楽しいですね。隣にある一手ものの1級を登り、気分もアゲアゲ。
お通夜みたいな雰囲気が一心され、涙涙1級をトライ。何度もチャレンジするも、渾身のトライを決めた波田くんしか登れず敗退。ワールドカップ経験者に本気を出させる1級がここにあります。十分にお気を付けください。
廻り目平キャンプ場
金峰山荘の廻り目平キャンプ場は長野県南佐久郡川上村大字川端下にある。駐車場も広く、直火でキャンプをすることができるし、クライミングができるエリアも豊富。そのため、多くのクライマーがシーズンになると、登りに来る。
500円で入浴することができるので、かなりおすすめの場所といえる。冬季にはゲートが閉鎖されるので、登りにいける期間も限られることに注意してもらいたい。
施設案内
金峰山荘・廻り目平キャンプ場・ふれあいの森
http://w2.avis.ne.jp/~mawarime/campsite.htm
A.捨ててしまう
B.リペアしてもらう
もちろんこちらに関してはA/Bどちらの選択でも問題ありませんが、なるべくならBを選択してもらいたいです。クライミングシューズのリソールは可能です。
あまりにもアッパーの状態が悪ければ捨ててしまっても良いのですが、アッパーの状態が良くてまだまだ履けそうであれば、ソール交換を施すことが可能になります。
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