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【パリ五輪】スポーツクライミング競技ルールを解説!東京五輪とパリ五輪での違いは何?

 2023/01/31 クライミング情報
この記事は約 10 分で読めます。 2,354 Views

東京オリンピックで追加種目となったクライミングという競技。パリオリンピックでも引き続き、追加種目となっています。しかし、東京オリンピックの時とは、競技ルールがかなり変わっており、東京オリンピックと同じ競技だと思ってみていると、混乱してしまうかもしれません。そのため、ルールをおさらいしておきましょう。

 

 

東京オリンピックの競技

 

東京オリンピックの時の競技は、コンバインドと言われており、3競技の複合で順位が決まるルールでした。具体的な競技内容は以下。

 

 

 

 

スピードクライミング(以下スピード):あらかじめ決められたコースを何秒で登れるかを競う種目。コースは大会事に変わることはなく同じものなので、タイム的に見ても50mを走るようなイメージといえるでしょう。どれだけ反復練習をしてきたのかが大切になります。

 

 

 

 

リードクライミング(以下リード):高さ12m以上の壁に作られた最長60手程度のコースを制限時間6分でどこまで登ることができるかを競う種目。コースは大会事に異なることに加え、一度きりしか挑戦することができず、また、準決勝や決勝では登る直前にしかコースを見ることができないので、予め準備や対策が立てにくいのが特徴的。陸上競技で例えるなら、長距離走といった感じで持久力と基礎的な登攀能力が求められます。

 

 

 

 

ボルダリング(以下ボルダー): 5メートル以下の壁に作られた4~5つのコース(1つのコースにつき制限時間4~5分)をいくつ登ることができるかを競う種目。各コースは登る直前にしか見ることができず、コースも大会事に違うものなので瞬発的な力と、テクニカルで高度な登攀能力が求められるのが特徴的です。

 

 

 

 

簡単に説明するとこんな感じ。大まかに各種目が分かったところで、東京オリンピックとパリオリンピックとでの具体的なルールの違いについて見ていきましょう。

 

 

パリオリンピックと東京オリンピックとの違い

 

(1)スピードは別競技に

 

東京オリンピックではスピードとリード、ボルダーの3つの種目を合わせたコンバインド競技が行われました。各種目の順位を掛け算し、最も数が少ない選手が優勝といった分かりやすいルール。

しかし、パリオリンピックではコンバインドがなくなり、「スピード」と「ボルダー&リード」という2つになりました。それに伴って、ルールも大幅に変わっています。

 

 

(2)スピードのルールはそのまま

 

スピード種目に関しては、大幅な変更はありません。基本的には早く登れたほうの勝ちです。一般的には予選と決勝トーナメントで行われます。

予選では全く同じコースが配置された2つの壁でそれぞれ1回ずつの計2回行い、早いほうのタイムを集計し、上位16人が決勝トーナメントに進出します。

決勝トーナメントでは順位の高い選手と低い選手が1回戦で当たるように組まれ、一対一で勝負してタイムの早いほうが勝ち。トーナメント戦なので、毎回安定して早いタイムを出さないと勝ち上がるのは難しいでしょう。

 

 

(3)ボルダー&リード

 

東京オリンピックでは3種目を合わせてコンバインドと言われていましたが、そこからスピード種目が外れて、ボルダー&リードとなりました。コンバインドという名称も使われなくなった印象です。

また、リードとボルダーの成績を合わせて順位が決まるため、点数制になりました。ここが大きなポイントになります。

 

 

(4)点数制になったリード

 

リードはどれだけ高く登れたかを競い合う種目です。そのため、すべて完璧に登り終えた状態を100点と定めています。

この完璧というのが重要で、ロープを最終地点のカラビナにかけた状態で完登とみなされます(因みに、トップという印は最終ホールドではなく、カラビナについています。安全を確保して完登というわけです)。そのため、最終ホールドを手で掴んだとしても、ロープをカラビナにかけることができなかったら100点にはならず、96.1点として計算されます。

また、最終ホールドから起算して10手目までを各4ポイント、11手目~20手目までを各3ポイント、21手目~30手目までを各2ポイント、31~40手目までを各1ポイントとしてホールドに点数がつけられています。それ以下は0点。

例えば、完登が100ポイントで最終ホールドの1つ手前が96ポイント、2つ手前が92ポイントといった感じ。完登に近づけば近づくほど、獲得する得点も大きくなっていくというわけです。

他にも、次のホールドを保持することができなくても、タッチすれば0.1ポイント獲得できるというルールもあります。例えば、最終ホールドの「2つ手前」を掴んだけれど、「1つ手前」を掴むことができずタッチしただけの場合は、92.1ポイントになります。もし「1つ手前」を掴むことができれば96ポイントなので掴みたいところですが、限界をむかえてしまった場合はこの0.1ポイントを獲得しに手を出すわけです。この0.1ポイントで順位が変わることもあるのでとても大切なポイントになります。

 

 

(5)合計得点で争うボルダー

 

ボルダーは1つのコースにつき25点、4つのコースの合計が100点となっています。全て完璧に登ることができれば、リードを完登した時と同じ100点がもらえるわけです。

ここでもやはり、完璧というのが重要になります。

ボルダーは一つのコースに「ゾーン1」と「ゾーン2」、「トップ」が割り振られています。四点指示でスタートし、トップホールドとの間に2つのゾーンがあるわけです。

 

 

 

ゾーン1を保持したと認められれば5ポイント、ゾーン2を保持したと認められれば10ポイント、トップをマッチしたと認められれば25ポイント獲得になります。注意してもらわなければいけないのは、1つのコースで得られるポイントは加算されないこと。

ゾーン2は保持したけれど、トップを取れなかった場合、その人の得点は10ポイント。ゾーン1とゾーン2の得点を足し合わせて15ポイントにはならないということです。

また、完登に要したアテンプト数、またはゾーン獲得に要したアテンプト数に応じて減点される決まりになっています。具体的には、アテンプト数から1を引き、0.1をかけた数を減点されます。

例えば、1回目でゾーン1を獲得できたら5ポイントですが、ゾーン2を3回目で獲得できたとすると、(3-1)×0.1=0.2となり、ゾーン2の10点から0.2を差し引かれて9.8点となるわけです。4回目で完登したとすると、25-(4-1)×0.1=24.7ポイントになります。

また、0点以下の点数にはならないことにも注意が必要です。例えば、4回挑戦し、ゾーン1さえ獲得できなくても-0.3点とはなりません。

あくまでも、完登に要したアテンプト数、またはゾーン獲得に要したアテンプト数に応じて減点されるわけであって、獲得したものがなければ、減点もされません。

 

 

(6)ボルダー&リードの合計得点

 

ボルダー&リード競技は2つの種目の合計得点で順位が決まります。

例えば、ボルダーで4コースすべての獲得ポイントの合計が64.3点。リードはトップホールドの4手前をタッチして落ちたとすると、75.1点。

ボルダーとリードの合計得点は139.4点になります。他の選手と比較して、正式な順位が決定されます。

 

まとめ

ボルダー&リードは2つの種目の合計得点で順位が決まります。そのため、各選手の得点の意味が分からないと競技が楽しめなくなってしまう恐れがあります。パリオリンピックでクライミングを観戦したいなら、しっかりとルールをおさえておきましょう。

しかし、ボルダーやリードのポイント配分はこれからパリオリンピックに向けて修正される可能性があるので、今現時点では暫定的なルールであることを覚えておきましょう。

 

 

 

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磯井 貴範

磯井 貴範

書店員の経験から今までに触れた映画や小説などは1000タイトル以上。
クライミングジムのインストラクターをしながらライターとして活動中。
レッドポイントは御前岩のパチンコゲーム(8b+/5.14a)

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