高グレードを狙うなら瑞牆山!外岩のボルダリングおすすめの課題5選!
11月になり、気温がグッと下がって外岩のいいシーズンが到来しました。
平地ではダウンが必要ないくらいまだまだ温かいですが、山に行くと風が冷たくカラカラに乾いています。
特に11月上旬はきれいに色づいていた瑞牆山(みずがきやま)の木々も下旬には紅葉が終わり、葉がかなり落ち切っていました。山を歩く際は滑りやすいですが、クライミングをする環境としては申し分なさそう。そこで今回は、私が実際に登ったおすすめの課題たちを紹介します。
Contents
友人との外岩セッション
小川山と並んでクライマーたちの人気を集めているのが瑞牆山。
11月に入って何度か足を運んだ結果、色々な課題を登ることができました。基本的には友人の行きたいエリアに同行し、めぼしい課題をみんなで触って楽しむクライミングスタイルですが、仲良くワイワイする感じではありません。
鼻息を荒くして、「俺が先に完登するんだ」とバチバチしたセッションが始まります。「一緒に登ろう!」という会話などなく、「俺だけが登れればいい」というプライドをかけた戦いの火ぶたが切って落とされるわけです。
足を引っ張り合うもよし、罵り合うもよしの骨肉の争いを制したものは、帰り道に食う飯が上手いというただそれだけのメリットですが、なぜだか絶対に負けたくないという気持ちになるのだから不思議です。
骨のきしむ音が聞こえてきそうなほどカチを握りこみ、「あー!!」と絶叫しながら次の一手を出した挙句、爪が割れ、指皮が裂ける。それほど激しいクライミングをしたとしても何の社会貢献にもなっていないばかりか、健康に悪いのだから困ったのもです。
しかし、それでも登りたいし、登れたら嬉しいのだからクライマーという生き物はいよいよ意味が分かりません。
そんな人たちにこそ登ってほしい課題をご紹介します。
当店は登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ・トレランシューズ・スニーカーの修理専門店です!
ソール交換を施したい方は下をクリック
↓ ↓ ↓
おすすめの課題
(1)ミネルヴァ
瑞牆山の一ノ谷エリアにある梟岩(ふくろういわ)。その真正面を登るのがミネルヴァ(四段)です。
右上のピンチを取ってトゥフックを解除し、左手のカチを取りに行くところが第一核心。振られに耐えられないと、予想以上に弾き飛ばされます。第二核心は左ヒールをかけて左手でカチを取った後、体を引き上げてから飛ばす一手。
元々は五段だったはずですが、ホールドの発見とムーブの開発によって四段にグレードダウンしました。
高さもあり、下地も若干斜めになっているので、トライする場合は気をつけてください。しかし、登りやすい四段だと思うので、レッドポイントの更新をしたい人はトライしてみるといいかもしれません。
(2)霧
三ノ谷エリアにある夜岩の霧(三段)。※隣にある瑞牆レイバック5級は使わない。
夜岩はかなり大きく、目立つところにあるので見つけやすいでしょう。身長差がかなり出やすい課題。動画にあるようにトゥフックをかけて2手目のポケットをとれる場合は、やりやすくなります。しかし、それが届かない場合は、グレードがあがります。
リーチがあって、ハイボルダーが好きな人におすすめな三段。
核心部分はハイステップしてから乗り込んで取りに行く左手のポケット。出先の持ち感はいいですが、足が悪いのでエッジの残っている靴を履いてトライするのがおすすめ。
(3)カノープス
二ノ谷エリアの中でもかなり登ったところにあるのが寿老岩。最も傾斜角度のある壁面からみて左の岩肌を登るのがカノープス二段。
2手目を取るのが第一核心。そこから数手こなし、右足をハイステップに上げて思い切ってデッド気味に左手を取りにいくところが最大の核心。岩肌の結晶を持って登るため、指皮は痛いかもしれません。しかし、内容の濃い課題で、花崗岩独特のクライミングができるので、触ってみる価値はあります。
(4)コオモテ
大面岩下エリアを上がっていくと、ルーフ上になっている被った岩がある。そのルーフを右から抜けてくるのがコオモテ(三段)。
動画では初手が映っていませんが、ヒールをかけて一手でルーフ抜け口にある左カチを取りにいきます。
そこから足が抜けないようにスタックさせ、ポケットを取ってルーフから抜けてくるのが核心部分。
何パターンかムーブがあるようなので、トライする場合はいろいろと試してみるといいかもしれません。
(5)百鬼夜行
三ノ谷をさらに登った先にあるのが、百鬼夜行岩。完登しましたが、動画を撮っていなかったので写真だけでもどうぞ。
かなり角度のついた岩になっていて、岩の下に入るとかなり迫力があります。
ハイボルダーなのでクラッシュパッドはたくさんあった方がいいでしょう。
スタートの位置について、体を浮かせるだけでもかなりの強度。
一手目を止めるのにも保持力と上腕の力を使います。そこからは足を使ったテクニック課題。
この岩に到着するまでかなり歩くのですが、かっこいい岩なのでアプローチを苦労した甲斐があると思います。
まとめ「瑞牆山の詳細情報」
みずがき山自然公園キャンプ場は山梨県北杜市須玉町小尾にあります。キャンプ場はかなり広く、駐車場も100台とめられます。
しかし、クライミングシーズンの土日は混雑し、朝の8時くらいには駐車場が埋まってしまうこともあるので早めに行った方がいいかもしれません。
また、冬季になるの入口のゲートが閉まってしまうので、今のうちに遊びに行くことをおすすめします。
施設案内
A.捨ててしまう
B.リペアしてもらう
もちろんこちらに関してはA/Bどちらの選択でも問題ありませんが、なるべくならBを選択してもらいたいです。クライミングシューズのリソールは可能です。
あまりにもアッパーの状態が悪ければ捨ててしまっても良いのですが、アッパーの状態が良くてまだまだ履けそうであれば、ソール交換を施すことが可能になります。
是非ともこの機会に自分のお好みのラバーを使用してソール交換をしてみませんか?
「クライミングシューズは修理可能」です!
詳しくは下記をご覧ください。
クライミングシューズの修理工賃を確認したい方は下記をクリックしてください!
↓ ↓
クライミングシューズのリペアを依頼する方は下記をクリックしてください!
↓ ↓
クライミングシューズ修理は「ナカダ商会」にお任せ!
当店はクライミングシューズ・登山靴・ワークブーツ・ワークブーツ・婦人靴の修理専門店です!
ソール交換を施したい方は下をクリック
↓ ↓ ↓
LINE公式の友達追加で修理の相談が出来ます!