登山靴修理・登山靴を10年長持ちさせる修理方法!職人にお任せソール登山靴ソール交換編
靴を長持ちさせるためにはやはりメンテンナンスが必要です。ソールがすり減ってしまったら、ソール交換を施さないといけません。修理の中で一番多い修理がソール交換【ソール張替】になります。
ソールは消耗品です。車のタイヤと一緒で、必ず交換しないといけません。登山靴にはその靴に合ったソールがあります。タイプごとに修理前・修理後の写真を見てもらい参考にしてください!
Contents
- 1 ソール交換【ソール張替】について
- 1.1 Vibram1136Roccia (ビブラム ロッチャ)は昔からあるラバーのソールです。
- 1.2 Vibram1149Montagna (ビブラムモンタニア)は溝の深さのあるラバーソールです。
- 1.3 Vibram1230SassMaor (ビブラムサスモア)はモンタニアソールと同じく溝の深いタイプで踵部分にショックアブソーバーがついているソールです。
- 1.4 Vibram1206Tsavo (ビブラムティサボ)は最近よく使用されているソールです。
- 1.5 Vibram1219Mulaz (ビブラムムラツ)はクライミングゾーン付きのソールになります。
- 1.6 Vibram1370Rothorn (ビブラムローソン)はカップタイプのラバーソールです。
- 1.7 Vibram564KSkeleton (ビブラムスケルトン)はラバーと発砲スポンジのソールになります。
- 1.8 Vibram125PWerewolf (ビブラムウエアウルフ)はウレタンとラバーのソールになります。
- 1.9 Vibram1450Clusaz (ビブラムクルーサズ)は前後にアイゼンを引っ掛けるコバが付いているカップソールです。
- 2 中板交換【ミッドソール交換】の交換について
- 3 ラウンドラバー・トゥガード交換について
- 4 まとめ
ソール交換【ソール張替】について
一番多い修理がソール交換になります。まずはソール交換とはどのような修理かと言えば、地面に接地しているアウトソールの交換になります。
登山靴にも色々な種類の靴があるけど、どのようなタイプの靴でも修理は可能なの?
登山靴の場合、ほとんどの靴が修理をすることが可能です。ただし、靴の状態によりあまりにも原型をとどめていないような靴の場合は修理が出来ない場合もありますのでご注意ください。登山靴の種類ですが、何タイプかに分けることが出来るので、自分が履いているタイプの靴を探してくださいね。
タイプごとに、どのようなソールでソール交換が可能なのかをまとめてみました。
こちらのタイプは昔からあるタイプになります。
Vibram1136Roccia (ビブラム ロッチャ)は昔からあるラバーのソールです。
Before
After
Vibram1149Montagna (ビブラムモンタニア)は溝の深さのあるラバーソールです。
Before
After
Vibram1230SassMaor (ビブラムサスモア)はモンタニアソールと同じく溝の深いタイプで踵部分にショックアブソーバーがついているソールです。
Before
After
Vibram1206Tsavo (ビブラムティサボ)は最近よく使用されているソールです。
ミッドソールはEVA(黒)になります。
Before(ウレタン)
After
Vibram1219Mulaz (ビブラムムラツ)はクライミングゾーン付きのソールになります。
ミッドソールはEVA(黒)になります。
Before(EVA)
After
Vibram1370Rothorn (ビブラムローソン)はカップタイプのラバーソールです。
Before
After
Vibram564KSkeleton (ビブラムスケルトン)はラバーと発砲スポンジのソールになります。
Before
After
Vibram125PWerewolf (ビブラムウエアウルフ)はウレタンとラバーのソールになります。
Before
After
Vibram1450Clusaz (ビブラムクルーサズ)は前後にアイゼンを引っ掛けるコバが付いているカップソールです。
Before
After
上記以外にも色々なメーカーの【Before】【 After】の修理サンプルが見ることが可能です!
Vibram ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店です。
当店は登山靴修理専門店です!
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中板交換【ミッドソール交換】の交換について
ダシ縫いタイプの靴の場合、中板【ミッドソール】と呼ばれる部分があります。
中底と本底の間に入れるソールのことで、革・合成板・ナンポウ・EVAなどの材料を使用します。
合成板の色も黒・茶・濃茶・ベージュなど様々な色で対応します。
どのような場合、中板交換が必要なの?
ミッドソール交換が必要な場合ですが、縫ってあるダシ糸が切れている場合や、中板が損傷している場合や、中板が内側に入り込んでいる場合など、見た目でわかる場合とソールを剥がしてみないとわからない場合があります。
- 下記の場合は中板を張り合わせている個所がぱっくりと剥がれています。
- 下記の場合は亀裂が入っています。
- 下記の場合はダシ糸が切れています。
このような場合は必ず、中板交換【ミッドソール交換】が必要になります。
中板交換の際はダシ糸も必ず交換をします!古い糸はすべて取り除いてから、新しい糸をダシ縫いの機械を使用して取付をしていきます。
中板交換【ミッドソール交換】修理例
中板交換&ソール交換前
中板交換&ソール交換後
ラウンドラバー・トゥガード交換について
ラウンドラバーとはソールの上に付いているラバーになります。こちらは岩場などに擦ったりしても靴が傷むことがないように靴をガードする役割に担っています。トゥガードも同じです。ラウンドラバー・トゥガードはラバーですので、年数が経過すると硬化したり亀裂が入ったりラバー自体がソールと一緒で傷んできます。その際はソールを交換する時に一緒にラバーも交換することをお勧めします!
ラウンドラバー・トゥガードは何処の部分になるのか確認してください。
ラウンドラバー
トゥガード
ラバーも何種類かタイプがあり、登山靴に合ったタイプのラバーを取り付けていきます。
ラウンドラバー交換・トゥガード交換はソール交換を施す際に一緒作業を行わないと修理が出来ませんので、覚えておいてください。
ソール交換を施す際はラバーの確認も必ず行ってください。
ラウンドラバー交換・トゥガード交換 修理例
ラウンドラバーも靴によって様々な形がありますが、職人が手立ちにて1足1足丁寧に取付をしていきます。
まとめ
登山とする上で登山靴は重要な役割を果たします。ソールがすり減っていればグリップがきかなくなり滑る原因にもなります。靴を履いていて少しでも滑るかなと思った時は、ソール交換の時期だと思ってください。
底面を確認して底面の凸凹がなくなっている場合や、ラバー自体が硬化している場合など見落としてしまう場合が多いので、必ず山に行く前には靴の点検はしておくように心がけてください。
張替時期がわからない場合は専門家に問い合わせをすることをお勧めします。
困ったときは下記の工房へ連絡!
Vibram ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店です。
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