スニーカーが加水分解をお起こしてしまった時の修理方法・徹底調査！

スニーカーと言えば誰もが1足は持っているアイテムですよね。ナイキ・ニューバランス・アディダス・バンズ・コンンバース・リーボックなど、様々なブランドがスニーカーを販売しています。

スニーカーはとても奥が深く、多くのマニアが存在し、レアなスニーカーはとても高値で売買されています。

大切にしていたスニーカーが年月と共にソールがボロボロになってしまうという経験はありませんか？

この現象を「加水分解」といいます。

加水分解を起こしてしまった場合、どのようにしたら良いか、修理方法から防止策となる普段のお手入れに関することまでを紹介していきます。

 

スニーカーの加水分解とは？

加水分解とは化学物質と水が反応し、生成物に分解されることになります。

スニーカーに当てはめると、ソールに使用されているポリウレタンやEVAやプラスティック素材は水分に弱く、空気中の水分を多く吸収することにより化学反応が起こり、素材がボロボロになってしまいます。

 

スニーカーで加水分解を起こしやすい素材はウレタンと合皮になります。

加水分解を起こす素材はソールに使用されているウレタンだけではなく、合皮も同様に加水分解を起こしますので注意が必要になります。

 

では実際にソールの加水分解について見ていきましょう。

 

●ソールの加水分解

 

 

 

●合皮の加水分解

 

 

 

 

どうですか？

 

これが加水分解になります。

 

特に大事に箱に入れて保管をしている靴ほど、このような現象になります。

ソールだけではなく、合皮も加水分解をします！

 

どれだけ綺麗でも年数が経過したウレタンや合皮はボロボロになる・・

 

これだけは覚えておいてくださいね。

 

加水分解を起こしにくくするには、とにかく大事にしまっておかないで使用することです。
使用することで加水分解の速度が鈍くなり、劣化の進行を抑えることが可能となります。

 

 

加水分解を起こした靴は修理可能？

では加水分解を起こしてしまった靴は修理可能でしょうか？

 

答えは・・・

 

修理可能です！！

 

2～3年前のモデルであれば、メーカーによっては同じソールをリペア用で持っていて修理が可能な場合もありますが、ほとんどのメーカーは同じソールを持っていないことが多いのが現実です。

 

ではどのようにすればよいか？

 

靴修理専門店「靴修理大好き工房」に修理依頼をしてください。

 

 

Vibram　ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店になります。

当スニーカー・登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ・ワークブーツ・婦人靴の修理専門店
ソール交換を施したい方は下をクリック

↓　↓　↓

 

 

スニーカー修理について

それでは実際にスニーカーの修理について見ていきましょう。

今回の靴は「NIKE Air Jordan 2」になります。

おそらく8年位経過している靴になります。

ミッドソール及び踵部の白と赤のプラスティック部分も加水分解で劣化していることが解ります。

 

ナイキ エアジョーダン2の修理例

Before

 

 

 

 

今回の修理はソールは再利用を施して、黒のミッド部分の作り直しとサイドから踵にかけての白と赤のプラスティック部分を取り除き、革を当てていき似たようにリメイクしました。

 

After

 

 

 

 

 

 

いががでしょうか？

アウトソールは劣化を起こしていないので、再利用をしています。
それほど、風合いも変わらずリペアをすることが出来ました！

修理を依頼していただいたお客様からも感謝の言葉をいただき、とても喜んでもらいました！！

 

今回の修理費用はこちらから

↓　↓

ナイキ（NIKE AIR JORDAN 2）

 

 

 

ナイキ エアマックスの修理例

こちらのエアマックスは一度も履いていない状態で修理になります。
ソールは加水分解を起こして中のエアーも破損している状態です。ソールはもちろん、破損していることが解りますが、アッパー部分も綺麗に見えますが劣化しています。

ここでの注意点ですが、アッパーが綺麗に見えても劣化をしている状態なので、リペアを施している最中に合皮に亀裂が入ってしまったり、合皮自他がボロボロとめくれ落ちてしまうことがあります。

一度も履いていない靴で保管期間が長い靴こそ、劣化しているので十分な注意が必要になります。

今回、オールソール交換での対応になり、使用したソールはVibramのカップソールになります。

 

Before

 

 

 

After

 

 

まとめ

今回は加水分解についてまとめてみました。
どんなに綺麗に保管をしてある靴でも、加水分解は起こってしまうということが解ってもらえたかと思います。

また、加水分解してしまった靴でもソール交換を施すことにより、また新たな靴として生まれ変わることが出来ますので、大事なスニーカーを持っている方は「スニーカーのリペアすることが出来る」ということを知ってもらえればと思います。

 

 

Vibram　ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店になります。

当スニーカー・登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ・ワークブーツ・婦人靴の修理専門店
ソール交換を施したい方は下をクリック

↓　↓　↓