【2023】クライミングの世界大会で上位を狙える選手は誰?日本の有力選手はこちら!
2024年開催のパリオリンピックまであと1年。東京オリンピックでは野口啓代選手や野中生萌選手がメダルを獲得し、大いに盛り上がりました。しかし、野口啓代選手が引退し、パリオリンピックではどんな日本人選手が活躍するのでしょうか。そこで今回は、世界で上位を狙える有力な日本人選手をご紹介します。
1:BJCとLJCの覇者
2月に開催されたボルダリングジャパンカップとリードジャパンカップ。日本一に輝いた選手をご紹介します。
(1)高身長が強みの楢﨑明智選手
2月4日~5日にかけてボルダリングジャパンカップ(以下BJC)が開催されました。ボルダリングの日本一を決める大会です。ここで優勝した選手や表彰台に乗った選手などはワールドカップに出場する権利を手にします。
なんと、今回優勝したのは楢﨑明智選手でした。あの有名な楢﨑智亜選手の弟です。高身長なため、リーチをいかした登りが特徴的な選手で、BJCを制したのは今回が初。
しかも、何度も世界の頂点に立ったことのある楢崎智亜選手が唯一取っていないタイトルが日本のBJCになります。それを制したのですから、世界でも大いに活躍してくれるでしょう。
(2)BJCを完勝した伊藤ふたば選手
女子の選手では伊藤ふたば選手がBJCを制しました。今回が3度目。
最初に優勝したときは、15歳のとき。今では、日本を代表する選手に成長しました。リードクライミングよりも、ボルダリングのほうが成績がよく、ワールドカップでも何度も決勝に残っています。
BJCでは決勝の4課題をすべて1回で登り切る圧巻の強さを見せてくれました。完全優勝といっても過言ではない強さ。そんな彼女はまだ21歳。世界で活躍が期待される選手の1人です。
(3)LJCで日本一に輝いた高校生、小俣史温選手
2月25日~26日に開催されたリードジャパンカップ(以下LJC)の優勝を決めたのは17歳の高校生。今回のLJCは10代が活躍する大会でしたが、その中でもひときわ強さが目についたのが小俣史温選手でした。
ユースの国際大会ではリードで5位、ボルダリングで10位になったことがあり、その強さはすでに世界レベル。
まだ若いので、波があるかもしれませんが、波に乗ったときの強さは別格です。ワールドカップなど、大人の世界大会で活躍する日もそう遠くはないでしょう。
(4)リードクライミングの絶対女王、森秋彩選手
リードクライミングにおいて、他の追随を許さない強さの持ち主なのが森秋彩選手。すでにワールドカップの舞台で2連覇を成し遂げています。絶対女王といわれたスロベニア出身のヤンヤ・ガンブレット選手をおさえての優勝であることを考えると、すでにその実力は世界一といっても過言ではないでしょう。
20歳という年齢であることを考えると、その実力はまだまだ成長段階にあるのかもしれません。これからどれくらいの世界タイトルを取っていくのか、注目です。
2:IFSCで活躍する選手
IFSC とはThe International Federation of Sport Climbingの略称で、クライミングのワールドカップを開催している団体になります。ワールドカップで活躍している選手は、BJCやLJCなどの成績に関係なく、IFSC枠が与えられ、ワールドカップなどに出場する権利が得られることになります。今度は、2023年IFSC枠保有選手をご紹介しましょう。
(1)保持力の王様、緒方良行選手
2017年に開催されたワールドゲームズのボルダリング競技で金メダルを獲得したのが緒方良行選手。世界ユースではリードクライミング、ボルダリング共に優勝経験があり、近年ではワールドカップで何度も表彰台に立っているトップ選手。
彼もまたBJCで優勝経験がないため、日本一に輝いたことがありませんが、世界の舞台ではすでに優勝経験があり、その実力は折り紙つき。
注目してみてほしいのは彼の保持力。「え、なんで落ちないの?」と思わせる登りを披露してくれます。
(2)忍者を彷彿とさせる楢﨑智亜選手
世界選手権で優勝経験があり、東京オリンピックでも4位になったのが﨑智亜選手。テレビCMなどにも出演していたため、有名な選手しょう。
その実力はまさに世界トップレベル。コーディネーション課題が得意で、その動きの身軽さから忍者と呼ばれています。
ワールドカップに出場していたら基本的には決勝の舞台に立っているので、彼の身軽な登りに注目してみてください。
(3)お手本のような登りの藤井快選手
2021年の世界選手権において、表彰台の頂点に立ったのが藤井快選手。ワールドカップなどでも優勝経験があり、世界のトップで活躍する日本人選手です。
お手本のような登りが特徴的で、課題の難しいポイントをきれいに解決していきます。BJCでも連覇を成し遂げたことのある唯一の選手で、日本のクライミングシーンを牽引し続けています。
若手が成長してきているクライミング業界ですが、今年31歳であるベテランの登りは安定感抜群です。
(4)リードクライミングの実力者、本間大晴選手
リードクライミングが得意で、ワールドカップでも優勝経験があるのが本間大晴選手。2022年はワールドカップで何度も表彰台に立っています。そのため、世界トップレベルの実力者といっていいでしょう。
ボルダリングはそこまで得意ではないため、瞬発力や力強い登りは得意ではなさそうですが、その持久力は半端ではありません。今年24歳のため、まだまだ伸び盛りの選手といえます。
(5)勢いのある若手、百合草碧皇選手
今年21歳の大学生であり、大人しい性格の百合草碧皇選手。ユースの大会で好成績を残してきていたのですが、ワールドカップではなかなかその実力を発揮できませんでした。しかし、2022年のワールドカップ、ジャカルタ戦で優勝し、その実力を世界に知らしめました。
小柄な体格のためボルダリングではなかなか成績を上げることは難しそうですが、リードではすでに世界トップレベル。今後の活躍が期待されます。
(7)安定した登りのベテラン樋口純裕選手
今年31歳のベテラン樋口純裕も見逃せません。長い間世界の舞台で戦い続けてきた選手です。そんな彼が2021年についにワールドカップ、クラーニ戦のリードクライミング競技で優勝しました。
安定したベテランの登りがついに世界で通用する日がきたわけです。派手な登りではないかもしれませんが、積み上げてきたものの重さが感じ取れる、そんな選手。今後の活躍に注目したい選手の1人といえます。
(8)力強さが持ち味の野中生萌選手
東京オリンピックで銀メダルを獲得したことが記憶に新しい野中生萌選手。ボルダリングが得意で、2019年に開催されたワールドゲームズで優勝経験があります。ワールドカップなどの世界大会への出場経験も豊富で、何度も1位に輝いています。ヤンヤ・ガンブレットがいるため、世界大会では2位になることが多かったですが、彼女はまだ今年26歳。
これからの成長しだいでヤンヤ・ガンブレットに打ち勝つことができるでしょう。
3:世界トップ選手がいっぱい
今回ご紹介したのは、2023年に開催されたBJC及びLJCで優勝した選手。それに加えて、IFSC枠を保有し、かつ世界大会優勝経験のある選手たちになります。
日本人はワールドカップや世界選手権、ワールドゲームズなどで優勝したことのある選手がたくさんいます。それだけ選手層の厚い国。
ワールドカップを見ても、決勝の舞台に日本人が半分以上を独占しているなんてことも珍しくありません。
ぜひ世界で活躍する選手を応援し、日本のクライミング界を盛り上げてください。
A.捨ててしまう
B.リペアしてもらう
もちろんこちらに関してはA/Bどちらの選択でも問題ありませんが、なるべくならBを選択してもらいたいです。クライミングシューズのリソールは可能です。
あまりにもアッパーの状態が悪ければ捨ててしまっても良いのですが、アッパーの状態が良くてまだまだ履けそうであれば、ソール交換を施すことが可能になります。
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