【レッドウィング】冬に向けてブーツのメンテナンスは今がチャンス!お気に入りのブーツをヴィブラムソールでソール交換!
寒くなってくるとブーツが履きたくなりますよね。靴箱から取り出したら、ソールが減っていた、ソールが加水分解を起こしていた、革の状態がよくない、そんな経験はないでしょうか?
履きたいときには状態が良く履いてもらうには日頃のメンテナンスが非常に重要になります。
そこで今回はいくつかの有名ブランドのソール交換など、簡単なメンテナンス方法も含めて紹介していきます!
レッドウィングのソール交換について!
ブーツと言えば【レッドウィング】を一番に思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか?
日本のアメカジシーンにおいてはレッドウィングのアイリッシュセッターです。1990年代の木村拓哉さんが履いていた黒のアイリッシュセッターが爆発的な人気となり入手困難な状態となりました。
画像出典:https://new.armsfree.xyz/index.php?main_page=product_info&products_id=157962
特徴の一つになっているトラクションソールですが、フィールドで音を立てないように考えられて作られています。これは元々ハンティングブーツとして作られている為、ソフトな履き心地と音がしにくいソールが特徴になっています。
もう1つの特徴はタグになります。年代が違えばタグも異なります。
刺繍犬タグ
1950年代~60年代の刺繍になります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
白 四角犬タグ 生産国表記なし
この当時は海外での販売はしていなかったので、生産国表記はありません。(MADE IN USA)
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
白四角犬タグ MADE IN AMERICA
1970年代後期~1980年頃
877などはこのモデルでスクエアステッチでシューレース根元に四角いカンヌキが入ります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
白四角犬タグ MADE IN U.S.A.
1980年代~1990年頃
この頃まで877や875はオールドの雰囲気のある薄茶の物が多くなります。初期の物はスクエアステッチが入るものもあります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
裏半円犬 白半円犬タグ 最後期
1990年代初期~1991年頃
こちらは90年10月製
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
裏半円犬タグ 初期
1990年代初期~1991年頃
こちらは1990年10月製になります。使用期間が短いのでかぶるものもあります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
半円犬タグ 初期
1990年代初期~1992年
2016年BEAMS別注品はこれを復刻しています。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
半円犬タグ MADE IN USA 表記なし
1990年代初期~1993年頃
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
半円 犬タグ 通常
1990年代中期~1996年頃
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
犬刻印
1990年代中期(1996年~1997年)
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
新 表四角犬タグ
1990年代後期
移行時に少数のみ存在でかなり希少です。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
新 四角犬タグ
1990年代後期~1999年頃
半円犬タグに変わり875以外のアイリッシュセッターに付きます。
80年代の復刻だぐですが、MADE IN USAの位置が異なります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
縦(刺繍)羽タグ
1990年代後期~2000年頃
98年~2000年頃までの875やその他のモデルにも使用
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
横(刺繍)羽タグ
2000年前後(1999年~2002年頃)
2000年~2002年のアイリッシュセッターシリーズを含むほとんどのブーツに付きます。
1990年代中期頃からアイリッシュセッターシリーズ以外にも使用されるタグです。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
現行タグ JP表記なし
現在ほとんどの製品に使用されているタグになります。
品番・サイズ・製造年月・MADE IN USA・REDWING製品であることがわかります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
現行タグ JP表記あり
途中からセンチ表記が入るようになります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
復刻刺繍犬タグ
2011年にリリースされた9875などの復刻セッターシリーズに採用。このタグの他に通常のタグも付いています。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
BEAMS Limited Edition
2016年ビームスの別注タグになります。
画像出典:NO BOOTS NO LIFE.
このようにタグの一つをとってみても年代によって取り付けられているタグが異なるので、どの年代に製造されたブーツなのかがわかるようになっているのもレッドウィングの特徴になります。
レッドウィングのブーツの寿命は?
レッドウィングのブーツは丈夫で長持ちするっことで有名なブランドになります。手入れをすれば何十年、いや一生履けるブーツとなります。
その為にはソールのメンテナンスと革のメンテナンスが重要になります。
ソールに関しましては、靴を履けば必ずソールは摩耗をしていきますので、部分的にソールが減ってしまったり、グリップが効かなくなっています。この際は迷わずソール交換をお勧めします。
ソール交換について
実際にソール交換について見ていきましょう。
レッドウィングのアイリッシュセッターのソール交換になります。
今回使用したソールはVibram4014になります。レッドウィング純正ソールではありませんが、純正ソールのマークが無いだけで履き心地はほぼ変わりません。
Before
After
このようにソール交換をすれば、新品の靴のようになります。革靴で自分の足型に合った靴を修理していくので、ブーツへの愛情が更に深くなることは間違いありません。
革のメンテナンスにつきましては下記からご確認下さい。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はレッドウィングのメンテナンスについてまとめてみました。
靴のメンテナンスさえしっかりと行えば、ブーツは一生履けることがわかったのではないでしょうか?
これから寒くなく冬になればブーツを履く人が増えてきます。ブーツを箱から出したら革の確認とソールの確認をしっかりと行い、ソール交換の必要があるときには迷わず靴修理専門のお店でソール交換を施してください。
そして革のメンテナンスも非常に重要となりますので、ワックスやオイルなどを革に与えて下さいね。
Vibram ビブラムソールを使用して色々なレッドウィング(RED WING)の靴を修復してくれる専門店になります。
当店は登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ・ワークブーツ・婦人靴の修理専門店です!
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