ボルダリングで上達する基本的なテクニックは?上級者になれるコツを紹介!
ボルダリングの魅力に取りつかれると、早く上達したいと思って気持ちばかりが焦ってしまいますよね。
しかし、保持力はすぐに手に入れることができるものではありません。しかし、登れない課題を登れるようになりたいと思う気持ちは共感できます。そこで、今回はすぐに実践できるボルダリングにおける基本的なテクニックをご紹介します。登るときに意識してみてください。
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ボルダリングでグレード更新をするときに必要な要素
ボルダリングを始めたばかりの頃は楽しくて毎日登りに行きたくなってしまいますよね。しかし、なかなかグレード更新ができず、足踏みしてしまっている人もいることでしょう。
グレードを更新するのに必要なものは保持力とテクニック、体幹などの力や柔軟性とたくさんあります。
多くのものは一朝一夕で手に入れることはできません。しかし、テクニックにだけは意識するだけでも登り方が違ってきます。
そこで、実践してみてほしいテクニックを6つほどピックアップしてみました。
ボルダリングを上達させる基本テクニック6つ
(1) 壁の形状と登り方
ボルダリングジムにはいろいろな壁の形状があります。85度などのねている壁や90度の垂壁、115度や135度などの強傾斜など様々。
その壁ごとに登り方が違っているので、まずは大まかな違いをご説明します。
垂壁はなるべく壁に体を近づけて登っていくことをおすすめします。壁に体がピッタリとくっついていると、体重を足で支えることになるのであまり力を使いません。
しかし、壁から体が離れていると、足に体重をのせることができなくなってしまうので、手や背中などの力を使います。そのため、早く疲れてしまうわけです。
逆に、135度などの強傾斜の壁は手を伸ばして壁から体を離すように登るのがコツ。これだけ角度がきつくなると壁に体を密着させるには手や背中の力をかなりつかいます。そのためすぐに疲れてしまうわけです。基本的には力を抜いて登り、次のホールドを取りに行く瞬間だけ腕や背中の力を使って体を引き付けるわけです。
(2) 指先しかかからないホールドは親指も使う
ボルダリングでは指先しかかからないホールドを通称カチと呼びます。このカチを持つ方法は大きく2つあります。オープンハンドとカチ持ちと呼ばれるもの。
写真のような持ち方がオープンハンドで手首の自由度がすぐれており、距離を出さないといけない場合に適していますが、カチ持ちよりも保持力が劣ります。
上の写真のような持ち方をカチ持ちといいます。オープンハンドは人さし指~小指までの4本でホールドを持ちますが、カチ持ちはそれに親指が加わっている分、保持力に優れています。どうしても握れないホールドを握りたいときに適しているわけです。しかし、手首の自由度があまりないため、距離出しには不向き。
どちらがいいというわけではなく、オープンハンドとカチ持ちを課題によって使い分けられるようになると、登れる課題が増えることでしょう。また、人によって得意不得意などもあるので、自分はどちらが得意なのかを知っておきましょう。
(3) スローパーは体を落とす
スローパーなどの持ちにくいホールドが出てきたときに、体を引き付けてなんとか持とうとする人がいますが、これは力を使うばかりであまりおすすめしません。
肘を曲げているということは力を使っているので、すぐに疲れてしまうわけです。
上の写真のように体を下げて持つようにすることが大切です。体を下げるには膝を曲げて重心の位置をおとすということ。こうすることで、ある程度持ちにくいホールドにも対応することができるでしょう。
次のホールドを取りに行く瞬間だけ、力を使う感じ。
(4)ボテに乗るには踵を下げる
ボルダリングジムの壁についているものはホールドだけとは限りません。ハリボテ(通称ボテ)といわれるものもついています。最近はボテを持たせたり、踏ませたりする課題が増えており、ボテへの対応が求められるようになりました。
特に垂壁やスラブと言われる緩傾斜ではボテ課題が多いイメージ。
コツとしては、ボテに乗るときにはできるだけ踵をさげること。
上の写真のようにすることで靴のソールとボテとの接地面が増えて滑りにくくなるわけです。
踵をあげると、靴のソールがボテの表面に接地する面積が減ってしまって滑りやすくなります。
足首の柔軟性が重要になってくるので、ボテ課題を登るときは足首のストレッチなどを行って柔らかくしておきましょう。
(5)ランジは壁際を飛ぶ
ボルダリングジムでは3級くらいから、ダイナミックに飛びついて次のホールドを掴みに行くランジと言われる動作がでてきます。
ランジのコツはできるだけ壁際を飛ぶことです。
ホールドを狙って飛ぶと重力で後ろに引っ張られるので、ホールドをキャッチするときには壁から離れてしまうことになります。
そのためホールドをキャッチするときにベストばポジションになるように、予め内側を飛ぶようにしましょう。距離は十分でも、振られに耐えられない場合などはそれで解決できることがあります。
(6)アイシングなどをしっかりする
登り終わったあとに整理体操をしたり、アイシングをしたりすることはとても重要です。
長くボルダリングを楽しみたいなら体のメンテナンスはしておきましょう。
「最近、腰が痛い」とか「肘に違和感がある」となってからメンテナンスを始めても遅いです。アイシングや整理体操は怪我をしないための予防なので、しっかりと行いましょう。
特にアイシングは次の日に疲れを残さないためには重要です。肘くらいまで入る大きなケースに氷水を張って腕を15分程度冷やしましょう。
筋肉痛や疲労感が強くてあんまりジムに行けないという人ほどアイシングをしてみることをおすすめします。
疲労感が減れば、より多くジムに行くことができるようになります。そうすることで、トレーニング時間が増えて上達スピードも上がります。
レストもテクニックなわけです。
どうすれば次の日に疲れを残さないのかを考えてレスト日を過ごすようにしてみましょう。
まとめ
今回、ボルダリングが上達する基礎的なテクニックをご紹介しました。
登り方は課題によって違いますが、共通するものもあります。その共通項が今回紹介したテクニックになります。
この他にも課題を攻略するための細かいテクニックはありますが、それを見つけて身に着けていくのもボルダリングの魅力の一つ。
色々な課題を登って、多くの経験を積みましょう。そうすることで自然とテクニックが身についていきます。
頑張ってください。
A.捨ててしまう
B.リペアしてもらう
もちろんこちらに関してはA/Bどちらの選択でも問題ありませんが、なるべくならBを選択してもらいたいです。クライミングシューズのリソールは可能です。
あまりにもアッパーの状態が悪ければ捨ててしまっても良いのですが、アッパーの状態が良くてまだまだ履けそうであれば、ソール交換を施すことが可能になります。
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