革製登山靴・大事に履くための靴のお手入れ&ソール交換。重登山靴から軽登山靴までオールレザーの登山靴について徹底比較!
登山靴のなかでも昔から人気のある革製登山靴について検証していきます!
オールレザーの登山靴ですが、1足は履いてみたい登山靴ではないでしょうか?年配の方は大事に履いている方は多いですが、若い方には敬遠されているのか、あまり履いている方を見かけないないのはなぜ??オールレザーの靴の魅力と老舗ブランドまで、オールレザーの登山靴に関することをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください!
Contents
オールレザーの魅力とは?
登山靴にも様々な種類がありますが、オールレザーの靴はかっこいいと思いませんか?
でも革の登山靴は何となく、重そうだし、値段も高いし、手入れも難しいと思って敬遠している人もいるかと思いますが実際に履いてみると、意外にも履きやすいのがオールレザータイプになります。
正直なところ、ナイロンの靴よりオールレザーの方が長持ちします。また足に馴染みやすく以外にもお手入れが楽というのがポイントになります。
ソールの張替えも何度も可能でお手入れさえきっちりとしていれば、一生履ける靴でもあります。
オールレザーの靴もナイロン製の靴と比べるとデメリットが存在します。
1つ目が靴の重量。オールレザーの靴はナイロン製の登山靴に比べて重たくなります。オールレザーの靴(片足)で1,000g~1,200gほど、ナイロン製の靴で500g~700gほどですので、約2倍くらいの重さになるかと考えておいたほうが良いかと思います。
2つ目が靴の硬さ。どの靴でも初めは固いですが、革の場合は特に固く作られておりますので、履きならすまでの時間がナイロン製の靴よりも時間が掛かります。ただし、履きなれてしまえば革に弾力性があるので、履きこむほどに足に馴染んでいきます。
防水性・通気性はどうかというと、レザーには防水性能はありませんので、レザー部分に防水ワックスを塗りこみ防水皮膜を作っていきます。このざ行は靴の寿命を延ばすためにもとても重要な作業になります。
メーカーによってはレザーにゴアテックスを使用しているタイプもあります。自分がどこの山を目指すのかにより、靴を使い分けていくことをお勧めします。
オールレザーの登山靴メンテナンスについて
オールレザー靴のメンテナンスですが、これはレザー、ナイロン製に同じですが、山から帰ってきたら靴底の汚れと表面に付いた汚れをたわしやタオルを使用して落としていくことが大事です。
その後、陰干しで靴を乾燥させた後にオールレーザーの靴にはワックスでのお手入れをしていきます。
手順としてはリムーバーを使用して靴の表面に付いた汚れを取る。その後、乳化性の靴クリームを薄く塗りブラシで靴全体にブラッシングを掛けてから、タオルを使用して靴全体を磨き上げていきます。
登山に行く前には防水スプレーを靴全体に吹きかけて、スプレーをした後、30分後から防水効果が出ますので、防水スプレーをかける時間もとても大事になっていきますので覚えておいてくださいね。
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オールレザー登山靴 お勧めのブランド紹介!
ザンバラン/ zamberlan
ザンバランとはイタリアの北部にあるドロミテ山脈に小さな村にある登山靴メーカーになります。
創業者の「ジュゼッペ・ザンバラン」は自分や仲間が履く靴を作り始めて、Vibram社の創業者と登山用のゴム製ソールを開発して、登山靴業界に大きな革新をもたらしました。
ザンバランは家族で経営をしている会社で、創業者の息子から孫へ引き継がれた現在も、チームスタッフと熟練の職人により登山靴を作っているメーカーです。
「フジャマ」は名前でもわかるように、日本人の為に作られた靴になります。ネーミングがすごくいいです!
フジヤマは30年近く、モデルチェンジを繰り返しながら今でも非常に人気のあるモデルになります。
初代のモデル 最下段にD環を使用して、上6段はすべてフックの斬新なデザイン
2代目のモデル 下4弾がD環、上3弾がフック
3代目からは2代目のモデルが受け継がれており、足首のクッションの縫い方や少しづつ変わり、ゴアテックスも装備されて機能性登山靴が大流行しました。
靴の製法はステッチダウン製法で甲革は表革を使用して重厚なつくりになっています。
スカルパ/ SCARPA
スカルパ社は1938年創業以来、良質の革を追い求め、こだわり抜いてきた老舗メーカーです。
使い込むほどに趣の出る堅牢なワッサーレザーを使用しているモデルが有名です。モデルに合わせて数種類の革を組み合わせて革ならでは質感、馴染の良さを生かした登山靴を作り出しているのが特徴です。
ゴロー/ goro
日本製の登山靴で最も有名なのは「ゴロー」の登山靴ではないでしょうか?
誰もが知っているオールレザーの靴をプロの職人が1足1足丁寧に作っている会社になります。登山靴のなかでも冬季用、ハード用、ライト用、ウォーキング用、カジュアルに至るまで、様々な種類の靴を製造しています。
フルオーダーから微調整オーダーまで自分だけのオリジナルの1足を手に入れることが可能です!
中山製靴
出典:中山製靴
創業60年の老舗です。映画「南極物語」の防寒靴やエベレスト遠征隊の靴を作ったことで有名です。様々なモデルの登山靴を作っていますが、この赤のヌバックの登山靴が目を引きます。日本人向けのオリジナルラスト(木型)にて製作していきますので、履き心地は間違いありません。
山幸
出典:山幸
吉祥寺に店舗構える「山幸」は創業54年の老舗の登山用品店です。yamakohロゴ入りのオリジナル登山靴(オールレザー)が人気です!
安藤製靴
出典:安藤製靴
登山靴製造で有名な安藤製靴。アウトドアブーツで有名な「ダナー」のブーツを作っていた実績と信頼のある日本のブーツブランドになります。素材と製法にこだわりを持ち、伝統的なノルウィージャンウェルト製法で様々なブーツを作り上げます。防水性、耐久性が非常によく、価格も3万円から6万円台までとコストパフォーマンスが良いことも登山家やバイカーから高い支持があります。
まとめ
今回紹介した以外にもオールレザーの登山靴を扱っているメーカーは色々ありますので、是非自分に合う靴メーカーを探してみて下さいね。
オールレザーの靴を1足持っていれば、革を履く喜びとメンテナンスをする喜びを味わうことが可能になります。見た目のかっこよさだけではなく、革のメンテナンスをきっちり行うことで革に味(艶)が出てきます。
軽量で高性能な靴が数多く発売されていますが、オールレザーの靴も1足持っていると靴を履く喜びがさらに増すことは間違いないと思います!
オールレザーの登山靴は一生物で自分だけの登山靴になります!
是非この機会に「オールレザー」の登山靴を試してみてはいかがでしょうか?
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