靴に使用されている素材を検証!レザーソール・クレープソール・ラバーソールについて
靴の修理をするにあたり、靴の材料はとても大事です。取付をするソールにより見た目や履き心地が変わっていきます!
靴修理が可能なソールを紹介していきます。
靴底の材料についてですが、様々なタイプのソールがあります。どのような材料で作られているのかはあまり知られていませんので、実際にどのようなソールがどのような靴に合うのかも含めてみていきたいと思います。
Contents
ソールの種類について
ソールは大きく分けて6種類に分類されます。
- レザーソール
- クレープソール
- ラバーソール
- 合成ゴムソール
- スポンジソール
- ウレタンソール
今回は「レザーソール」「クレープソール」「ラバーソール」について検証していきましょう!
レザーソールについて
レザーソールは革靴に使用されている革のソールになります。古くから紳士靴に使用されており、圧倒的な高級感とフォーマルさは唯一無二。レザーソールならではのカツカツという歩行音もレザーソールならではのものです。
レザーソールはブランドにより使用する革が異なり様々な表情になり、とてもお洒落なソールですが、レザーソールにもメッリトとデメリットがあります。
レザーソールのメリット
- 通気性が良く長時間履いていてもムレにくい
- 弾力性が高く、ソールの返りが良い
- ラバーソールにはない優れた耐久性
- 履きこむほどに足に馴染む
- 見た目がかっこいい
レザーソールのデメリット
- 雨が染み込みやすく滑りやすい
- 耐久性が低い
- メンテナンスが必須
レザーソールはどのようなリペアが可能か?
レザーソールのリペアで最も多いのが、底面半分にハーフラバーを取り付ける補修になります。レザーソールの傷つきやすさと滑りやすさが気になる方はこちらの補修がお勧めになります。
ハーフラバーの種類につきましても様々なソールがありますので、お気に入りのラバーで張り替えることをお勧めします。
ハーフラバー交換
ソールがすり減ってしまったときに丸ごと新しい革底へ交換が出来ます。革のソール部分は地面との摩擦で必ずすり減ってきますので、革靴を長く履きたい場合は「オールソール交換」がお勧めです!
オールソール交換(革)
ラバーソールについて
ラバーソールとは天然のゴムや合成ゴムの靴底のことになります。ラバーソールの特徴はレザーソールよりも重くて通気性が悪いので蒸れやすいことと、レザーに比べて耐久性に優れています。そのため「デッキ・シューズ」のような水辺で履かれる靴の底材として多く使用されています。
ラバーの材質や厚さによっても変わりますが、ラバーソールは反り返りが柔らかくて履きやすい特徴になります。
デメリットとしては熱に弱いので、アスファルトのような地面の上を歩くと軟化しやすく、付着したごみが取れにくくなることもあります。
ラバーソールはどのようなリペアが可能か?
オールソール交換
Vibram2055でのソール交換
After
ダイナイトソールでのソール交換
After
リッジウェイソールでのソール交換
After
クレープソールはどのようなリペアが可能か?
クレープソールはワラビーなどで使用されており、ひと昔前には流行った時期がありました。クレープソールの場合は履きこむとラバーの色が黒く汚れてしまってとても汚らしい見た目になってしまいます。部分的な補強ではなくオールソール交換での対応が一番好ましい修理になります。
オールソール交換
After
まとめ
このページでは「レザーソール」「ラバーソール」「クレープソール」について検証しました。革靴はビジネスマンにとってみては大事なアイテムで、大人に必要な上品さが演出でき、着こなしを格上げする効果もあります。
日ごろから靴のメンテナンスをしっかりと行うことで革靴の寿命も変わってきますので、底面のチェック及び革のお手入れなどもしっかりと行っていくことをお勧めします!
Vibram ビブラムソールを使用して色々なタイプの靴を修復してくれる専門店になります。
当店は登山靴・ワークブーツ・クライミングシューズ・ワークブーツ・婦人靴の修理専門店です!
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